それは、予感していた朝
前回の記事で書いた通り、
毎日欠かさずやっていた妊娠検査薬の判定線は
生理予定日を過ぎたあたりから昨日の妊娠5週と1日まで、
徐々に薄くなっていきました。
(毎日不安で妊娠検査薬…判定線が濃くならない - 理系女の妊活ログ
線が薄くなった…化学流産?妊娠検査薬の経過 - 理系女の妊活ログ
)
そして、その昨日の夜には、
わずかな茶色いおりものも確認しました。
これは生理の前触れに似た感じでした。
この二つのことから、なんとなく心の準備ができていました。
ついに予感していたことが起こったのです。
始まった「生理のような」出血と体の変化
朝、リモートワークを始めようとして椅子に座っていると、
下着に何かがドロッと一気に出た感覚がありました。
急いでトイレに行ってみると、
ナプキンに多めに鮮血が多めについていました。
まるで蛇口をひねったかのように、鮮血が一気に出たようでした。
「あ、始まったな」
とっさにそう思い、冷静にナプキンを取り替えました。
生理予定日から1週間も過ぎており、量も多い。
さすがに着床出欠ではない気がします。
このとき、特に痛みは感じませんでした。
その後の数時間は茶おりがごく少量出る程度。
「もしかして、一回の鮮血だけかな」
そう思っていたら、また数時間後、
血の中に、小さい塊のようなものが出てきました。
これが、私が妊娠検査薬の薄い線に見守り続けていた
「小さな命」だったのかもしれません。
おそらく、これが受精卵だったのでしょう。
「化学流産は運」と割り切ってた私もさすがにこの時は
胸に来るものがありました。
このときも、特にお腹や腰が痛いことはありませんでした。
その後は、普通の生理のような状態になりました。
いまのところいつもよりもかなり少なめです。
明日から多くなるのかもしれません。
体調にも大きな変化が現れ始めました。
昨日までひどかった胸の張りやだるさ、眠気といった妊娠初期症状は、
出血が始まった途端に明らかに少なくなっています。
まるで体のスイッチが切り替わったかのように、症状がスーッと引いていきました。
また、普段生理が始まるときもよくあることですが、
便通も急によくなりました。(汚くてすみません。。)
これらの状況から、ほぼ確実に化学流産だろうと推測できます。
ですが、あくまで自分は素人。
体のことは何があるかわかりません。
自己判断はせず、明日病院で確定診断を受けることにしました。
明日、病院に行く理由
明日の病院は、もともと予約していたものです。
もともとは明日胎嚢確認、
運が良ければ心拍確認までできるといいなーと考えておりました。
行く理由は、ほぼ確実に化学流産だろうという前提を踏まえつつ、
他の可能性を確かめるためです。
-
化学流産以外の出血の可能性(稽留流産など)。 化学流産であれば、体の外に自然に排出されますが、もし稽留流産だった場合、手術が必要になることもあります。 今回の出血がどちらにあたるのかを、医師に診断してもらう必要があります。
-
ほぼありえないが、ただの出血だった可能性。 稀なケースではありますが、妊娠継続中の出血という可能性もゼロではありません。 もしそうだった場合、今後の治療方針も変わってきます。
-
今後の妊活のために、来月の排卵日がいつになるか確認すること。 今回の出血は、生理周期のリセットを意味します。 次の排卵日がいつ頃になるのかを正確に把握することは、次の妊活に向けての非常に重要なデータとなります。
専門家の判断に基づき、次のステップに進む準備をしたいと思っています。
その後病院にいったときの記事がコチラになります。
私の正直な今の気持ち
この事実を、旦那さんと母に伝えました。
「検査薬の線が薄くなって、出血が始まったみたい」と伝えると、
「そうか、まあ仕方ないな。 また来月やな」と。
正直に言うと、私は悲しいとかよりも、
非常に悔しい気持ちと苛立ちでいっぱいです。
私の良くないところなのですが、
物事が計画通りに進まないと、イライラしてしまいます。
今回の化学流産まで(まだ確定してませんが)の期間、
色んな事を犠牲にしました。
たった2週間半ですが、私にとっては大事なのです!
体調不良を上司に伝えて4日間休み、他の日も残業量をかなりセーブしました。
普段行っている英会話やジム、飲み会といったすべての楽しみを休止せざるを得ず、
毎日毎日リモートワーク。
たまーに元気な日に夜に散歩に出たり、
ラーメンたべたり。
外にでるのはそれくらいでした。
非常に窮屈だったのです。非常に!
この犠牲を払ったのに、また振り出しに戻ったことが、悔しくてたまりません。
でも、同時に悟ったこともあります。
子育てって、全部計画通りにいかないものだということ。
もとから自分の子の性格で子育てできるのかという懸念はありました。
今回のことで課題が明確になったと思います。
こんなことでいらだってたら、
今後何もうまくいかないだろうなと、自分に言い聞かせています。
今回の経験も含めて、これは私たちが新しい家族を迎えるために必要なステップだと捉えています。
(まだ確定してませんが、、)
今後のこと。そして、この記録の意味
今回の件から、改めて「自分はただでは転ばない」と決意しました。
この経験を無駄にはしません。
週末には、化学流産にいたるまでの自分の症状を記録し、
論文など素人なりに調べたことと照らし合わせたいとおもっています。
このブログが、同じような経験をした人にとって、一つの「記録」や「データ」として役立ち、未来の誰かの役に立つことを願っています。
次の記事はコチラです。
前の記事はコチラです。
本日もよんでいただきありがとうございました。
数子