起こらない「逆転現象」
これまでの記事で書いた通り、
私の妊娠検査薬の線は4週頃まで順調に濃くなっていました。
(生理予定日までの、ソワソワな1週間。検査薬の線と体調変化の記録。 - 理系女の妊活ログ)
「これで大丈夫かな?」と、
心のどこかで安堵する気持ちもありましたが、
それよりも情報収集ばかりしていた私の頭には気がかりなことがありました。
それは、この時期に起こると言われている「逆転現象」です。
逆転現象とは、
尿中のhCGホルモン濃度が1000IU以上に達すると、
判定線が基準線よりもはるかに濃くなるという現象。
ネットで様々な人の体験談や検査薬の画像を見てきた私にとって、
この「逆転現象」は、単なる現象ではなく、
一つの大きなマイルストーンでした。
お医者さんの見解として
「逆転現象に医学的根拠はない。
あくまで検査薬は陽性か陰性かをみるもの。」
といくつかの記事でみましたが、
それよりも多くの実例がネットに転がっており、
やはり「逆転現象が来ないといけない」と考えていました。
でも、いくら待っても、その日は来ませんでした。
妊娠4週目を過ぎたころから、
特に薄くはならないものの、
ずーっと横ばい状態でした。
「なぜまだ逆転現象が起こらないんだろう?」
「hCG変化が遅い人もいるというが、具体的にどれほどの個人差があるのだろう・・・
」
私は純粋な興味で自分の体を観察し続けていました。
【体験談】今朝、薄くなった妊娠検査薬
そして今朝のことです。
(2025/09/21、ブログ公開の2日前です。)
いつも通り、起きてすぐに検査薬を試しました。
検査薬を置いて数分後、そこにはこれまでよりも薄い線が見えました。
※妊娠検査薬の写真がでます。
(字が汚くてすみません。)
「これは・・・」
本日が妊娠5週目です。生理予定日当日が4週目です。
若干写真だと分かりにくいですが
数日間横ばいだった判定線の濃さが
今日は若干薄いのが見て取れます。
私は結構冷静でした。
そもそも化学流産の確率はどんなに健康な人でも30%程度。
そしてほとんどが染色体異常などできまる。
そういった知識を事前にいれていたので、
ただ「薄くなった」という事実を受け止めました。
同時に、あくまで検査薬なので1日薄くなっただけで
化学流産だと決めつけるものでもない、とも分かっていました。
事実として、いろんな方の経験と照らし合わせると
化学流産の可能性が若干高いなと思いました。
薄くなった検査薬とは裏腹に、体の異変はピーク
検査薬の結果は薄くなったにもかかわらず、
私の体調はどんどん悪化していました。
今日は特に、胸の張りがピークに達しました。
起床してすぐに胸に違和感を感じるほどです。
食欲もほとんどなく、朝から何も食べられませんでした。
さらに、多くの人が心配するであろう、
化学流産に繋がりやすいと言われる出血も、全くありませんでした。
この**「検査薬の結果」と「体の症状・出血の有無」の矛盾**に、
私は純粋な興味と探究心で向き合いました。
「一体、私の体の中で何が起きているんだろう?」
「hCGの濃度と、症状は必ずしも比例しないということなのだろうか?」
これに対し、実は自分なりに調べて納得のいく論ができたので、
また休日にでもブログ更新したいと思います。
旦那さんの反応
旦那さんに伝えました。
「検査薬の線が薄くなったみたい」
私も結構冷静なのですが、向こうはもっと冷静です。
私たち二人は「化学流産は運でしかない」ということを理解しています。
また、しょせん妊娠検査薬は妊娠検査薬、ということもわかっています。
二人でこの事実を受け止めるだけです。
何にしても自分に起こっていることを
自分で理解できない状態が嫌なので、明日も検査は続けます。
明日の朝にはどうなるか。
またご報告します。
次の記事はコチラです。
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今回も呼んでいただきありがとうございました。
数子